住宅ローン控除の手続き方法。実際に適用を受けるまでの流れ!

住宅ローン控除

住宅ローン控除を受けるには手続きが必要です。自動で適用されるわけではありません。では一体どのような手続きがいつまでに必要なのか。実際2022年に住宅(一般住宅の新築マンション)を購入した私(サラリーマン)が住宅ローン控除の適用を受けるまでの流れをご説明します。

①まずは住宅購入→10年以上の住宅ローンを組む→引き渡し日から6ケ月以内に入居する


住宅ローンは10年以上の返済期間が残っていないと適用されません。住宅ローン控除は税金の控除を受けることができるお得な制度ではありますが、住宅ローンを組むことで当然金利の支払いは生じます。返済期間が長ければ長いほど支払金利も多いくなります。住宅ローン控除を受ける予定の方はご自身でしっかりと事前に計画し、ご自身の計画と相違ないか確認することが必要です。6か月以内の入居に関しては多くの方は問題ないでしょう。新しい家に住みたくてうずうずしているはずです。ただし、期間を過ぎてしまうと住宅ローン控除の適用を受けることができなくなりますので、住宅ローン控除の適用を受ける予定の方は半年以内に入居することを忘れずに計画が必要です。

②翌年2/16~3/15の間に確定申告をする

かなり重要です。私の場合2022年4月に新築マンションを購入し7月に入居、今年の2月に確定申告に行ってきました。住宅ローン控除は自動的に適用されるものではありません。私のような一般的なサラリーマン(給与所得者、会社員と呼ばれます)の方は初年度のみ確定申告、2年目以降は住宅ローン控除に関しては年末調整で適用を受けることができます。とにかく住宅を購入したら翌年の確定申告は必須!ということを覚えといてください。確定申告時には年末時点の住宅ローン残高を証明する書類が必要ですのでお忘れなく!ちなみに私は今回が人生初めての確定申告で不安が多く、税務署まで出向き手続きを済ませたのですが、現在の確定申告はe-Taxというアプリでオンライン上で済ませることができるみたいです。初めてで不安やわからないことがある方は直接会場で手続きを済ませる方がいいでしょう。わからないことは係の人に聞けば教えてくれます。ただ待ち時間も結構発生するので時間がない!という方や自信がある、特にわからないことはないという方はご自宅でオンライン申請されてみるのもいいのではないでしょうか?私も今後確定申告をする機会があればe-taxでオンライン申請してみます。
住宅ローン控除を受ける手続きは以上です。細かい条件や金額については住宅ローン控除とは?どんな制度?対象者は??にて確認ください。

③所得税の還付金が口座に入金される

手続きはできたものの、果たして本当に手続きできているのか?と不安になりますよね。実際大きな買い物ですし、住宅ローン控除ありきで住宅購入を決めた私はかなり不安でした。まず第一の確認方法は還付金の入金です。私の場合は、2/16に確定申告に行き手続き。翌月3/23日に税務署より国税還付金の入金がありました。時期等により前後はあるようですが、早めに手続きをすることで還付金の入金も早くなることが多いようです。また確定申告後、還付金がいつ入ってくるか気になる方はe-Taxのアプリで還付金処理状況を確認することができました。ただ、確定申告後すぐに具体的な処理状況等が表示されるわけではなく、数週間かかりますので参考程度にしていただければと思います。

④住民税決定通知書にて適用されているか確認する

住宅ローン控除は通常所得税から還付されますが、所得税から控除しきれない減税枠がある場合は、翌年の住民税から減税を受けることができます。住民税の確認方法は毎年6月頃に配られる「住民税決定通知書」という横長、3つ折りになっている書類です。こちらを開くと左下(摘要)と書かれているスペースに「住宅借入金等特別税額控除 市民税 ○○円 県民税 ○○円」と書かれていれば間違いなく適用されています。ご安心ください。下記図の部分に記載されています。

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